ヴィーキングを履く。ヴィーキングと暮らす。

脇もとこ

LIFE STYLE | March 27, 2026

《VIKING(ヴィーキング)》と親和性のある方々のライフスタイルに迫る、連載企画。今回は、参鶏湯研究家・脇もとこさんのもとを訪れたときの様子をお伝えする記事の第二弾です(第一弾記事はこちら)。韓国の伝統的な薬膳スープ料理で、若鶏の中に高麗人参やもち米などを詰め、丸ごとじっくりと煮込んだ「参鶏湯」。その滋味深さを広めたいと活動する脇もとこさんの、心身のバランスが取れるよう心を配る暮らしぶりをリポート。脇さんと《ヴィーキング》との関係性も拝見します。

with “Balance Mule”

暮らしにグリーンのあるのとないのとでは全然違う。
だから“バランスミュール”もグリーンをセレクト

リビングスペースには大きなガラス戸を入れた開口部があり、その向こうがレンガタイル敷きのテラスになっている。足元は《ヴィーキング》の“バランスミュール”。

“バランスミュール”の魅力のひとつに挙げられるのは、室内履き以上スニーカー未満の見た目。ファッション性が高く、屋外でも室内でも様になり、テラスからそのままワンマイルショッピングに出かけたとしても、スニーカーなどに引けを取らない。

青々とした葉が一面に。時間を忘れて手入れに没頭してしまうことも。

テラスには大きなテーブルを置き、ここでグリーンの世話以外に、仕事をしたりお茶をしたりして時間を過ごすこともある。

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暮らしに「グリーンは欠かせない存在」と語る脇もとこさん。庭には、大きく枝を広げたアカシアの木や、レモングラスや月桃、葡萄……などさまざまな植物が育つ。室内も同様に、「視界のどこかに緑の存在を感じられるように」と、鉢をハンギングしたり花を水に挿したり。美しい草花が目や心に優しい。
「リビングの外のテラスでは、我が家の緑だけでなく、お隣の敷地の借景も楽しめるんです。ビオトープもあるようで、おかげで我が家にも鳥や蝶が立ち寄ってくれます。限られたスペースでのこと。それでも、四季の移ろいや植物の生命力を感じられるのは気持ちがよく、私自身の生きる糧になります」

with “Balance Mule”

チェロの音を聞きながら、新聞をめくる。
静かな朝のひとり時間にそっと寄り添う《バランスミュール》

左/リビングスペースからダイニングスペースを向いたところ。2つのスペースをつなぐ通路にキッチンがある(写真に向かって左側)。
右/“バランスミュール”をルームシューズとして使うとこんなふう。素足のまま床の感触を楽しむ生活もいいが、クッション性のある“バランスミュール”を履いて家事をこなせば、動きがよりスムーズになり、足への衝撃が少ないことから疲れ知らずでいられる。

左/窓辺に置かれているのは、《KINTO(キント―)》の“アロマオイルウォーマー”。ゆっくりほのかに香りが匂い立つ。
右/「壁は思い立って、コロナ禍のおこもり時間に、家族みんなでブルーグレーに塗り替えました。落ち着きのある色調が好みです」

《パシフィックファニチャーサービス》のウッドシェルフがアクセントに。背面が抜けたデザインなので、大きさはあれど、圧迫感がない。上段右の御神札(おふだ)は「千葉県南房総市にある、料理の神様が祀られている高家(たかべ)神社のもの。毎年、食を生業にする仲間とお参りしています」

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脇さんの夫はリビングで寛ぎながらテレビを見たい人。脇さん自身はテレビをほとんど見ず、静かに時間を過ごしたい人。「それで、家を建てるとき、リビングとダイニングにあえて距離を持たせた間取りにしたんです。間にキッチンを挟んで。そうすることで、家族が思い思いの場所で、思い思いの過ごし方ができる。ドアで仕切られているわけではないので、互いの気配は感じながら。
ゆるく繋がりつつ、それぞれのそのときのやりたいことや好きなことを尊重し合うことで、ストレスフリーでいられます」
午前中のひとり時間にはダイニングテーブルについて新聞を読むのが、脇さんのルーティン。そんなときは決まって、スピーカーからのチェロの音色に耳を傾け、気に入ったアロマオイルを焚く。そして足元には《ヴィーキング》の“バランスミュール”。ちょっとだけつま先でリズムを取りながら……。

上質でタフ、長く愛せるもの選ぶようにする。
へたれてもなお、愛着をもって使い切る

玄関はそのまま室内の廊下に繋がる。家を建てて20年ほどが経ち、レンガタイルの床が味のある色合いに。

左/今ではもう手に入らないフランス製のコンロは、大切に愛でながら使う。磨き掃除には“台湾ヘチマ”の端が役に立つ。右/読み終えた新聞はマス型に折り畳んで再利用。料理の際に生ごみ入れにする。

左/ボーダー柄のスポンジはトウモロコシ由来。使い切ったのちに廃棄しても土に還る。
右/最新の便利グッズのようなものは見当たらない。代わりに使い込まれた調理道具が並ぶ。

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参鶏湯は鶏を丸ごと一羽使い、栄養素を余すところなく取り入れられる「完全食」だが、そのアイデアは、暮らしの中にも生きているという。
「いわゆる『もったいない精神』を常に忘れずにいます。そのために大切にしているのは、上質なものを選ぶこと。家を建てるときに使った建材もそうですし、キッチンに入れたフランス製のコンロや、日々使う道具。やみくもに買い足すようなことをせずに、吟味して選びます。そうすると、へたれにくく長くもつ。年月を経てくたびれてきても、メンテナンスをしながらさらに長い付き合いを続けていく。無駄を出しにくい暮らしを心がけることは、自分自身の心の平穏にもつながっている気がします」
《ヴィーキング》もそんな脇さんの暮らしに寄り添い、愛される逸品になれたら。
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脇さんが好きな色として挙げるブルーの古いチェストはリビングスペースの壁際に。お気に入りを並べていたこの場所は、トップライトを浴びて、サンクチュアリのようにも見える。

PROFILE

MOTOKO WAKI

参鶏湯研究家、プロップスタイリスト、漢方植物療法士。参鶏湯の研究と並行して、漢方や植物療法を学び、現在は商品開発やイベント開催に携わる。独立前に勤務していた広告代理店ではプロップスタイリングに携わり、現在、同活動をすることもある。
MOTOKO WAKI

photo:MEGUMI  direction,edit&text:MARIKA NAKASHIMA